宮崎日日新聞、三代目上水漸による連載
「急がず 休まず 怠らず」。
2021年1月11日スタート、3月末まで続きました。
独自のお茶づくりに至る転機、出会い……
「読んでみたい!」というお声をいただいて
コラムにして皆さまにお届けします。
宮崎上水園三代目として、上水漸が跡を継ぐと決意したのは、1965年(昭和40年)。高校卒業の夜、「跡を継いだら、自分のやりたいようにやらせてほしい」と、父に言いました。
「やるだけやってみろ。お前に徳があるかないかはお前次第だ。
人並みな生活をするのなら、人並みのことをすればいい。
しかし、人並み以上の生活をしたければ、人並み以上の努力をしなければだめだ」
父から返ってきた言葉は、教訓として心に残りました。
まだ人生半ば、新聞社からご依頼をいただいて戸惑いも感じましたが、力になってくださった皆様に感謝を込めて、これまでを振り返りながら執筆することにいたしました。連載が始まってから、たくさんの方々が手紙や電話をくださって、感謝でいっぱいです。
遠方にお住いの方からも読みたいというお声をいただいて嬉しく、およそ3ヶ月にわたった連載を要約して、コラムにいたします。宮崎上水園のこと、バイオ茶のこと、知っていただくきっかけになりましたら嬉しいです。
どうぞよろしくお願いいたします。